癌治療は心理的負担が大きい

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私の父は、50代で癌を宣告され、3年後に他界しました。
この3年間は、父もそうですが、私達家族にも過酷な3年間でした。
非常に温和な性格だった父は、人を怒鳴るなどしたことがない人でした。
それが、まるで人格が変わったかのように荒れる日々が続いたのです。
それは、の告知と共にやってきました。
最初は告知はしない方向で治療を続けていたのですが、なんとなく父が察したのです。
体が蝕まれていくのですから、察しても仕方がないですね。
父は本当のことを知りたいと言っていたので、告知をしてもらいました。
分かってはいても、その宣告は非常に辛かったようです。
日に日にやせ細っていき、体の痛みが出るにつれて、意味もなく怒鳴ることが多くなったのです。
最初は我慢していた私達ですが、やはり限界の時が来ました。
皆が疲れ果てていた時に、父が「がん治療と向き合う人の情報サイト」を見付けたのです。
本人も、治療の辛さと、意味もなく怒鳴り散らして申し訳ないという辛さと、色々な葛藤があり、このままではいけないと感じていたようです。
家族みんながそのサイトをくまなく読み、癌の知識をしっかりと得られるようになりました。
この頃から、父は苦しい気持ちを話すようになりました。
それまでは、言えば心配を掛けてしまうという思いから我慢をし、かえって精神的に負担を掛けていたので、家族との溝が出来ていました。
私達もその辛さを受け入れ、父の痛みを軽減するあらゆる手を尽くしました。
最後の半年くらいは、穏やかな父に戻り、体の痛みからも解放されて、好きなことが出来たようです。

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